受講生
SAY株式会社藤井治子
SAY株式会社が手掛ける健康長寿のためのエイジレスバレエ・ストレッチ事業について教えてください。
SAY(セイ)は、『エイジレスバレエ・ストレッチ』と言う「バレエの基本を活用した健康維持向上運動プログラム」を大人の女性をターゲットとして提供し、『人生最後の日まで自分の足で歩き、イキイキと自分らしく人生を全うする!』を具体的目標としています。
これまでの世の中には、バレエを中高齢者の健康づくりに活用した専用運動プログラムはありませんでした。しかし、バレエの基本は「健康づくり」に非常に効果が高く、2016年米国整形外科学は学会発表をしています。
バレエの基本、それは「真っ直ぐに伸びた美しい立ち姿勢」であり、必然的に腹筋・背筋・お腹・お尻・太腿の筋肉を鍛える体幹トレーニングです。そしてそれは誰にでもできます!!
2013年より実証実験を繰り返し、4年半をかけてレッスンプログラムを構築しました。監修医師・プロのバレエ講師・音楽家・整骨院医師等の専門家の力も借り、60 分間・3部構成の、高い効果に拘ったレッスンが完成しました。2017年に生徒さんの身長を計らせていただいたところ、半年間で約75%の方の身長が伸びました。
世界中で高齢化が進む今、「これまでに無かった、本当に効果が高い、誰でもいつからでも無理なくできる、心地よく楽しいからこそ一生涯続けられる」、そんなプログラムを世の中は求めていると考えます。
『エイジレスバレエ・ストレッチ』で、世界に健康長寿を実現します!
起業のきっかけを教えてください。
私はもともとOLで、30歳からバレエを習い始め、自分自身の体で「バレエの健康効果」を実感しました。姿勢が良くなり、筋力がつき、体幹と重心がしっかりとして、バランス感覚が高まるのを実感しました。その結果、疲れにくくなり、風邪もひきにくくなり、長年抱えていた冷え性も無くなりました。
「バレエの基本が持つ素晴らしい健康効果は、中高齢者の健康づくりに活用すべき!」
「日本の超高齢化社会問題の解決の一助となれる!」と考えたことが起業の動機です。
2013年よりバレエ仲間と共にボランティアで、中高齢者向けの健康づくりを目的としたバレエレッスンをスタートしました。そして2015年、共にボランティアをした現在の共同経営者と、「効果・ニーズ・事業としての可能性」、そして「人生をかけてこの事業を世の中に広めたいという自分達の信念」に確信を持ち起業しました。
今後の展望を教えてください。
現在、レッスンクラスは関西12拠点(店舗では無い)、生徒数約150名、認定講師6名です。本年末には生徒数300名を達成し、エリアにおけるレッスン展開のモデルパターンを構築完了予定です。また、昨年度より講師育成研修制度もスタートしました。
2020年には店舗型ビジネスモデルの構築に取り掛かりたいと考えています。
そしてブランディングと広告宣伝を成功させ、認定講師育成事業とフランチャイズ方式での全国展開を主要事業として、国内へ全国展開したいと考えています(なお、既に本年7月に名古屋にてフランチャイズ第1号をスタートしています)。
既に全国から、特に東京より沢山の講師希望連絡をいただいています。2020年には東京進出を何としても叶え、10年後には、アジア・アメリカ・ヨーロッパに各1箇所ずつでも展開を実現したいと考えています。